巷で良く聞く「恋愛と結婚は別物!」

という言葉。

なんだかオトナの割り切りという風に聞こえて、潔く感じなくもない。

でも実際のところはどうなのか?

今回はお見合いでの出会い度外視で

男女それぞれの立場から考察してみた。

 

恋愛と結婚

まずは恋愛における女性の心理。

恋は盲目という言葉があるように

20代〜30代女性には、

自分を女性として優しく接してくれる男性には

一途になりやすい。

そしてそれが、誰もが羨むイケメンで、

話も面白くて頼もしくリードしてくれるお相手なら申し分なく幸せな気持ちになれるだろう。

そのまま恋愛の勢いで結婚も意識することが多いはず。

この時点では、恋愛と結婚は延長線上にある…はずだった。

 

結婚を考え始めて、親に相談したある日。

お勤め先は?年収は?大学は?

矢継ぎ早に質問をされ、

「あれ?結婚ってそうだったんだ」

と気付かされる女子も少なくない。

 

ではなぜ、結婚に「勤め先、年収、学歴」が必要なのか?

親たちもその回答に困る場合が多い。

「安心できるお相手と、安定した生活を」

結局そういうことなのだが、

それとこれとが直結するのは昔の話になりつつある。

 

有名大学を出て、大手の会社にお勤め、

年収は600万円以上。

これはあくまで現時点での話。

このご時世なにが起こるか分からない。

それなら女性も生活力や内面を磨く方が未来が明るい。

 

 

 

一方で男性からの心理。

驚くかもしれないが、

男性の方が「恋愛と結婚は別」と考えている人が多い。

結婚と恋愛2

忘れてはいけない。

男性は「合理的」に考える思考を持ち合わせている。

お見合いを希望するハイスペック男性は特に、その傾向が強い。

これまで恋愛してきた相手は

「可愛くて、スタイルが良くて、自慢できる」彼女。いざ結婚となると何かが足りない。

一緒に暮らす日常が想像できない。

そう、彼女から「安心できる安らぎの日常が想像できない」のだ。

 

そんな彼女がある日

「そろそろ私も30歳になるんだけど…」と

結婚を意識させて来た。

口から出た言葉は

「昔から結婚願望ないんだよね....」

 

男性は若くて綺麗な女性に目がない。

と、思っているのは女性だけなのかもしれない。

仲人をしていてそう思うようになった。

もちろん若くて美人ならチャンスは多い。

でも結婚に必須なのは

「思いやり」「協調性」「そしてある程度の生活力」

この「ある程度の生活力」とは

一人で身の回りのことができるか、経済的に親に頼り切っていないかetc

要は自立心があるかどうかにかかってくる。

 

結果的に恋愛と結婚が別なのは、男性の方なのかもしれない。

巷でイメージされる割り切ったフレーズは

ひと昔前のものになってしまった。

 

育った環境や条件を重視するお見合いでも

交際中の気遣いや思いやりが、

ゴールインの鍵となっている昨今。

今日も未来の幸せ家族誕生のためにサポートに勤しむ。

おすすめの記事