新年始まってお一人目の悩み相談は、

今年37歳を迎える福祉系職種にお勤めの

お嬢さんを持つお母様がこられました。

 

ご本人さんも結婚の意思はあるそうですが、

出会いもなく、仕事が忙しいので

真剣にお相手を探すこともままならないまま

時間ばかりが過ぎてしまい、とても悩んでおられました。

 

 

お話を伺っていると、3つの問題点が見えてきました。

 

(1)年齢

お見合い市場において、不利なゾーンと言われている36歳〜43歳。

この年代の女性は、どうしても年齢の近い男性を求めがちです。

女性だって、おじさんぽくない、若々しいお相手を求めています。

ですが、この同年代の男性は35歳以下を希望する方がほとんど。

男性側としては、安全に子供を産んでほしいという希望になります。

ここでミスマッチが起きます。

 

年齢だけは変えることはできませんが、

その年齢である良さもあります。

それは、安定した経済力や経験からくる包容力です。

お仕事を頑張ってきた女性が、この年齢に差し掛かると

職場でも頼られる存在になり、若い頃より収入もアップしています。

自立してやっていける経済観念、

お相手を理解して受け入れようとする包容力も出てきます。

デキる男性は、そういうデキる女性を選ぶ人も多いのです。

 

 

(2)シフト制

お勤め先がシフト制という場合、

正直、お見合いでは不利になってしまうことが多々あります。

お相手が土日祝のカレンダー通りの休日である場合、

なかなか会えずに気持ちが下がってしまうことが主な原因です。

二人の気持ちが盛り上がってしまえば、

あまり関係ないのですが、お見合いの場合は最初が肝心です。

 

シフト制の方の場合、お相手も同じくシフト制か、

もしくは平日にお休みの方と結ばれる傾向にあります。

もしくは自営業などで時間に融通の効くお相手もありえます。

シフト制だから結婚できないという訳では決してありません。

ただそこは不利に働いていると自覚して、

婚活期間中は、なるべくお相手に合わせる努力をしていきましょう。

 

 

 

(3)積極性

女性は男性から積極的にお誘いを受けることを夢見ています。

いわゆる「王子様」を待っている状態。

もちろん最終的にはその方がうまくいくのですが、

巷で男性からのお誘いが絶えない女性は、

じっと待っているだけでは決してありません。

誘ってももらえるような努力(振る舞い)をしています。

 

男性が一番嬉しいのは、やはり「笑顔」です。

「男は度胸、女は愛嬌」

とは、いつの時代も同じです。

そして現代では、これも男女ボーダレス化してきています。

男性も無表情でどっしり構えるだけではなく、

お互いに笑顔でお相手をおもてなしする心遣いが大切です。

そして女性は特に、それを「気に入った男性にだけする」のではなく

誰に対しても、常日頃から心がけるようにしてみてください。

すると自然と周りに人が集まってきて、

ご縁の機会も必ず増えます。

自分からお相手を気遣う気持ちを持つこと、

それが私の思う「積極性」です。

 

 

以上の3つの問題点、同じ悩みをもった方が多いのでは、

と思いましたので解決法も含めて書いてみました。

どんなネガティブ要素であっても、

必ず誰かにとってのポジティブに変えることができます。

もしくは、他の要素を提供することで

解決できることが多々あります。

 

まずは自分自身を客観的に分析してみる、

そしてその自分はどんなお相手に受け入れられるのか、

という順番でお相手像をイメージしてみてください。

そのイメージ像が、理想とかけ離れていても仕方ありません。

でも、このイメージをしておくだけで、

いざ活動がスタートした時、目の前にいるお相手が

とても素晴らしく思える時が必ず来ます。

 

 

 

 

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